FAQ

プログラム概要について

何をするクラブですか? 若年層の方々を中心に、モーターグライダー(動力滑空機)の自家用操縦士免許の取得訓練ができる会員制のクラブです。
パイロット免許について詳しく教えて下さい。 パイロット免許は、正式名称は「航空従事者技能証明」という国家資格です。航空機には飛行機・回転翼航空機・滑空機(グライダー)・飛行船の4種類があります。本プログラムでは、種類:滑空機、等級:動力(通称・モーターグライダー)を取得します。
グライダーって、どんな飛行機なのでしょうか? ハンググライダーではありません。航空法での扱いは、滑空機(グライダー)と飛行機は別種類となります。グライダーはエンジンの無い航空機ですが、本クラブでは、動力付き滑空機・通称モーターグライダーを使用します。
一人で乗る航空機ですか? 二人乗りです。
モーターグライダーの免許を取ると、セスナやレース機に乗ることができますか? いいえ。セスナやレース機は、種類:飛行機ですので、別の技能証明が必要です。
パイロット免許は、自動車免許のように更新はありますか? 航空従事者技能証明には、更新はありません。但し、飛行するためには航空身体検査に合格することが常に必要です。更に、2年毎に特定技能審査という技能確認があります。
飛行機の免許を持っている場合、新たに滑空機の免許を取得するための訓練も受け入れていますか? はい。受け入れ可能です。
まずはクラブに入会していただき、会員の技量に合わせた飛行訓練を教官と行っていきます。

入会について

何歳から入会できますか? 事前に行う教官との面談で入会が承認されれば、何歳からでも入会できますが、飛行訓練を行う場合は、飛行訓練開始の時点で14歳以上、かつ、訓練に必要な航空身体検査に合格することが必須条件となります。地上座学受講のみの場合は、年齢制限はありません。航空身体検査も不要です。
入会を検討中です。入会に先立ち、事前の説明会、見学会などはありますか? いいえ。事前の説明会や見学会は開催していませんが、ご質問・お問い合わせには随時お答えします。
また、教官との事前面談でも説明を行います。
中学・高校・大学に通いながら入会することはできますか? はい、可能です。未成年の方は、保護者の同意書が必要になります。
短期間で効率的に免許取得を目指す場合は、かなり多くの自習が必要となります。自己のペースに合わせて必要となる量も変わってきます。
高校の部活動に入りながら入会することはできますか? はい、可能です。日程の調整は自己で行ってください。
通学中の学校に提出しなくてはいけない書類はありますか? クラブとしてはありませんが、念のため、それぞれ通学中の学校に確認してください。
体力的に自信がないのですが、大丈夫ですか? 機体を操縦するに当たり、操縦装置を操作するための最低限の筋力や体力は必要となってくる場合もありますが、特別な能力は必要ありませんので過度に心配する必要はありません。
YPPのように1年ではなく、2年か3年またはそれ以上の期間をかけて免許を取ることはできますか? はい。スケジュールの都合が合うタイミングで、ご自身のペースで訓練を進めていただき、免許取得を目指す方は最大限サポートいたします。
日本人のみが対象ですか? いいえ。外国籍の方でも入会は可能です。
身長が足りませんが、これから伸びることを見込んで入会申込できますか? はい。入会申込はできます。
ただし、安全に機体を操縦することが出来ない可能性があるので、予め事務局までお問い合わせください。
体重が110㎏を超えていますが、痩せることを見込んで入会できますか? はい。ただし、110㎏を超えた場合機体に搭乗することが出来ませんので、110㎏を超える期間中の飛行訓練は実施できません。
身長体重の制限は何か根拠があるのですか? 身長は、操縦士として必要な操作をするのに必要です。体重は、使用する機体の性能から制限されます。
訓練開始後に、体重が110㎏を超えたら退会になりますか? いいえ。退会とはなりませんが、110㎏を超えた場合機体に搭乗することが出来なくなりますので、その期間の飛行訓練は実施できなくなります。
常用メガネとありますが、コンタクトレンズでも大丈夫でしょうか? コンタクトレンズでも可能です。但し、予備のメガネを用意する必要があります。
入会不可となった場合、日を改めて申し込みできますか? はい。入会申込時点で資格要件に適合していれば、申込可能です。
入会不可の場合でも、クラブの見学はできますか? はい。但し、クラブ会員の活動が優先となりますので、予め事務局までお問い合わせください。
来年以降に入会可能年齢になるのですが、見学はできますか? はい。但し、クラブ会員の活動が優先となりますので、予め事務局までお問い合わせください。
14歳、15歳ですが、免許取得に向けて地上座学だけ先に受講できますか? はい。地上座学には年齢制限がありませんので、何歳からでも学習可能となっております。まず地上座学はオンラインで受講していただきます。
地上座学のみ受講する場合でも、月会費はかかってきますか? いいえ。23歳未満のクラブ会員は、月会費はかかりません。
入会いただければ、地上座学のe-ラーニングを会員は無料で利用することができます。その他の地上座学の費用については、地上座学関連費のページをご確認ください。
途中で辞めたくなったら、どうしたらいいですか? 退会可能です。ただし納付済みの入会金や、すでにお支払いいただいた分のクラブ会費の返金はできません。
操縦練習許可書とは何ですか? 航空機の操縦練習をするためには、この許可書が必要です。
操縦練習許可申請は各自で行わなければいけませんか? はい。必要な航空身体検査を受けた後、各自で申請してください。
途中で退会となる場合がありますか? はい。ユースパイロットクラブ会則等に違反した場合は退会となる場合があります。

費用について

費用はいくらかかりますか? 「クラブ関連費」と「その他自己負担の必要な概算費用」の一覧を参照ください。
途中自己都合退会の場合、返金できません。
宿泊費・交通費・食費などは、含まれますか? いいえ。 各自で負担してください。
分割払い可能ですか? いいえ。銀行から自動引き落としとなります。
カード払いできますか? いいえ。カード払いはできません。
途中で退会した場合の費用の返金はありますか? いいえ。途中退会の場合でも返金はありません。
もし、訓練中に機体を壊してしまった場合は、修理費などの負担が発生するのでしょうか? いいえ。 保険で賄われます。
天候・機材等の都合により訓練が延長になり、自己の都合により訓練が継続できなくなった場合、それまでに支払った費用は返金されますか? いいえ。自己都合によりクラブ活動の継続が難しい場合でも、費用の返還はありません。
また入会期間中は、毎月月会費が発生します。
その点も考慮に入れて入会ご検討ください。

訓練について

操縦技能証明の難易度はどのくらいですか? 自動車運転免許と比べて、2〜3倍程度の実技と地上座学過程があります。
訓練の期間、期限はありますか? いいえ。ありません。
教官とスケジュール調整しながら、ご自身のペースに合わせて訓練を進めていただけます。
訓練はいつでもできますか? いいえ。クラブ活動のスケジュールは、施設・教官・機体等の状況によります。
活動可能日は、会員専用ページでお知らせしますので、都度スケジュール表をご確認の上、希望日をご予約ください
飛行訓練ではどんなことを何時間くらいしますか? 約60時間フライトします。フェーズ(Phase)1〜4の4段階で進行します。
フェーズ1:教官同乗での訓練
フェーズ2:ソロフライト訓練
フェーズ3:クロスカントリー
フェーズ4:実地試験準備
*訓練の進捗状況により、追加訓練が必要となる場合があります。
ファーストソロとは何ですか? 教官が同乗せず、初めて一人で飛行することです。
クロスカントリー課程とは何ですか? クロスカントリーとは、訓練拠点の空港を離れ、他の空港まで120km以上の距離飛行する訓練です。
フェーズ審査とは何ですか? それぞれのフェーズの最後に行う審査で、免許取得のための訓練は、フェーズ審査に合格しないと次のフェーズに進めません。
フェーズ審査の内容を教えてください。 飛行訓練及び座学の審査基準を満たしている事です。内容及び基準はクラブのシラバスに定められています。
地上座学ではどんなことを何時間くらいしますか? 約120時間行います。気象・空中航法・通信・法規・工学について、シラバスに沿って進めていきます。
シラバスとは何ですか? 実技及び地上座学の教育過程を明記したものです。
英語がしゃべれないと航空機に乗れないですか? いいえ。上空では無線を使用して地上と交信を行いますが、英語若しくは日本語で実施しますので問題ありません。
※参考:免許取得後、海外で飛行する場合は、一定の英語力が必要になります。
授業は、日本語ですか? 日本語です。
事前に準備できる勉強や、できる事はありますか? 指定教材とシラバスが配布されたら、自習を進めてください。
無線免許はなぜ必要ですか? 航空機に搭載されている無線機を使用するために必要です。航空無線通信士または航空特殊無線技士の資格取得が必要です。
無線試験や学科試験などの受験費用は自己負担ですか? はい。別途自己負担となります。詳しくは費用一覧を参照ください。
学科試験に合格できなかった場合、どうなりますか? 学科試験に合格することは、免許取得のための実地試験受験に必要な項目となります。そのため、学科試験に合格していない場合は免許の取得もできません。但し、飛行訓練は継続して実施できます。
無線試験に合格できなかった場合、どうなりますか? 無線試験に合格できない場合、ソロフライトが実施できないため、飛行訓練の進行が遅れることになります。無線免許は講習会を受講することで取得することも可能です。
2年毎の技能審査は、どんなことをしますか?費用は? 1時間程度の飛行と最新の航空知識の習得が必要です。半日程度で終了する内容で、審査員への支払いと実技飛行料が必要となります。

安全性について

安全ですか? 安全には万全を尽くします。 しかし、航空機は飛行物体でありリスクは存在します。また、単独飛行も行いますので、自らの安全管理も重要です。これらに同意出来る方のみが入会可能です。
訓練教官はどんな人ですか? 航空局認定の操縦教育証明(国家資格)保有者で、クラブ内審査に合格した者が指導にあたります。
教官は何名ですか? 1〜3名で実施予定です。
事前に教官と会えますか? はい。入会申込後に行う事前面談時に会うことが可能です。
教官は専門の方ですか? 専属教官が行います。
教官は室屋さんですか? 室屋さんから教えてもらえるのですか? いいえ。他の専属教官が行います。但し、補助教官として参加する場合があります。
保険はどのようなものに加入していますでしょうか。 ➀第三者賠償保険:対人・対物賠償を行います。
➁搭乗者傷害保険:乗員の怪我および死亡に対して支払われます。
③機体賠償保険:機体を破損した場合の修理費用を賠償します。
ケガや死亡の場合の保険はどうなっていますか? 搭乗者傷害保険で対応します。
医療費:2万円/日 死亡保障:3000万円
保険費用は含まれていますでしょうか? 上記の保険は含まれます。 医療費・死亡保障の追加保障が必要な場合は、ご自身で個別に追加加入ください。
事故が起きたら賠償してくれますか? いいえ。保険での対応以外は、一切賠償しません。自己責任で参加ください。

身体検査について

航空身体検査とは何ですか? 航空機を操縦するためには、技能証明と、有効な航空身体検査証明が常に必要となります。
航空身体検査はどこで受けられますか? 最寄りの検査機関で検査してください
参考:一般財団法人 航空医学研究センター
航空身体検査は事前に受けなければなりませんか? はい。航空機を操縦するまでに検査を受けて合格する必要があります。
航空身体検査に不合格だった場合も飛行できますか? いいえ。入会は可能ですが、航空身体検査に合格しなければ、飛行を行うことはできません。
普通の身体検査ではダメですか? 不可です。航空身体検査を受けてください。
現在、疾病を抱えていますが、医師から改善の目安が出ています。申し込めますか? はい。入会は可能ですが、航空身体検査に合格しなければ、飛行訓練を行うことはできません。また、教官が危険であると判断した場合は、飛行を中止する場合もあります。
費用はいくらかかりますか? 検査機関により異なりますので、ご自身で確認ください。
*3万円程度の場所が多いようです。
航空身体検査の要件を満たさない状態になった場合は、どうなりますか? 飛行訓練を行えなくなります。

生活について

宿泊は、合宿所がありますか? 宿泊は、クラブでは手配しません。ホテル等を自己手配してください。
ふくしまスカイパークへはどうやって通えばいいですか? 公共交通機関はありません。自己手配となります。
合宿中の宿泊所と飛行場間の送迎はしてもらえますか? スタッフの車に空きがあり、都合がついた場合に可能な場合があります。その場合、未成年の方は乗車前に保護者からの誓約書が必要となります。
昼食は支給されますか? 支給されません。最寄りのコンビニ等もありませんので、各自で準備して来場ください。
飛行の際の服装に指定はありますか?ユニフォームはありますか? 指定のユニフォームはありません。但し、スカート等、操縦装置に引っかからないような、運動しやすい服装および靴が望ましいです。
ヘッドセットなど専用のものを購入しなくてはいけませんか? いいえ。必須ではありません。機体に備え付けのヘッドセットも使用可能です。

その他

就職できますか?就職に有利ですか? パイロットとしての就職を保証するものではありません。また、就職のサポートも行っていません。
エアラインパイロットになれますか? 各企業の募集要項によります。飛行機の事業用操縦士以上の資格が必要になりますので、直接的なメリットは少ないと思われます。 当クラブでは、就職のサポートは行っていません。
プログラムを卒業したらエアレースに出られますか? エアレースの航空機は種類:飛行機で、事業用操縦士以上の資格が必要です。さらに多くの飛行経験が必要ですので、プログラムで取得できる資格は、その関門のほんの入り口となります。
免許が取れたら自分のモーターグライダーを買いたいです。
どこでいくらで買えますか?
国内での中古機や海外からの輸入となります。新機で3000万円程度、中古で1000万円程度のものが多くみられます。
免許取得後に必要な費用を知りたいです。 航空身体検査の更新と、2年毎の技能審査費用がかかります。

未成年者に対する保護者の支援事項等について

保護者の同意は必要ですか? クラブ入会希望者が未成年の場合は必須となります。 保護者が訓練リスクを理解して、誓約書を提出する必要があります。
保護者の同意は1名でよいですか?もしくは両親の同意が必要ですか? 1名以上の保護者の同意が必要です。
事前に保護者と一緒に環境などを見学に行けますか? はい、状況に応じて可能です。クラブ会員の活動が優先となりますので、事務局までご相談ください。
保護者の同意は、どのような形式が必要ですか? 当クラブが指定する誓約書の提出が必要です。
クラブ会員の付き添いの人も施設内に入ることはできますか? はい。ただし、クラブ会員の活動が優先となりますので、活動に支障がある場合は、立ち入りをお断りする場合があります。
訓練中、保護者は待機する必要がありますか? いいえ。訓練時間中は、クラブで管理を行います。訓練外の宿泊時などについては、それぞれ自己判断して下さい。
未成年者だけで通ってもよいですか? 保護者の判断によります。

取材などについて

メディアの取材とありますが、どのような取材になるのでしょうか? 現時点では未定です。クラブの活動を正しく伝えてくれるメディアを厳選した上で、取材要請に応える方針です。
テレビに出演するということでしょうか? テレビ・新聞・雑誌・WEB等に取り上げられる可能性があります。
途中退会した場合、取材内容を削除してもらえますか? いいえ。

■FAQ:上記以外のご質問などがありましたらこちらからお問い合わせください。

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