Youth Pilot Program

この度、日本の航空界を担うリーダーを育てるため、ユース パイロット クラブを設立しました。 国家資格受験資格が得られる16歳以上のユース世代をクラブ生として、約1年間で国家資格である自家用操縦士免許の取得を目指します。
安全そして効率的に訓練を行うために、教官の資質向上・機体や運航管理を徹底します。シラバス(訓練プログラム)を一から見直し、効率化し洗練されたプログラムとシミュレーターやVR機器などの最新のテクノロジーを活用することにより訓練効率を2倍程度に引き上げていきます。
クラブ生の中から、特待生枠を3名分設けます。特待生の飛行費用をクラブで負担し、やる気のある訓練生に門戸を広げます。さらに、特待生の中で条件を満たした優秀者には、卒業後、訓練に使用できる25時間分のフライトチケットも用意しています。このプロジェクトを通じて、目標達成や継続のコツ、そしてリーダーシップについても学んでもらえることを期待しています。

Youth Pilot Program 概要Program Outline

プログラム ユースパイロットプログラム
取得資格 自家用操縦士(滑空機・動力)
期間(予定) 2022年度は募集をしていません。
訓練地 ふくしまスカイパーク/福島県福島市
大利根飛行場/茨城県稲敷郡
募集人数 3名
対象年齢 ユース世代が対象(募集時に詳細を確認ください)
性別 男女
主催 ユース パイロット クラブ

目的

1、小型機パイロット育成の抜本改革

学習能力の高い低年齢層を対象にして、短期間に教育を行う
将来のプロパイロットへの道を広げる
将来的に、質の高い飛行教官を大量に養成する
航空安全への意識づけを徹底する事により安全性の向上をはかる

2、航空文化啓蒙への寄与

高度にプログラムされた操縦教育システムの確立
最新Eテクノロジーの有効活用による低コスト化
低価格シュミレーター、360°映像、VRゴーグル、E-ラーニングのシステム化
作成教材の全国供与

3、目標達成能力の習得

目標の設定能力
継続のための技術
リーダーシップ能力
コミュニケーション能力

プログラムの様子

キャンプの前に・・・

プログラムは、自宅での事前学習と、飛行場で行うキャンプ(座学と飛行訓練)で構成されており、訓練生はキャンプに参加する前に、オンラインも活用し、航空に関する基本的な学習を各自で行います。

プログラムの様子01 プログラムの様子01S
キャンプでは・・・

限られた日数の中で、座学と飛行訓練を集中的に行います。 キャンプの1日は、パイロットとして必須となるウェザーブリーフィングや機体の点検から始まります。 座学では、教官による学科5科目(気象、工学、法規、通信、航法)の講義の他、機体のエンジンや関連するシステムについても学びます。 また、エアマン(航空人)としての心得や目標達成のコツなど、人間性を養う講義も行われます。

プログラムの様子02 プログラムの様子02S

機体を使った訓練では、地上で機体の概要や取扱い、日常点検についての学習の他、機体に乗り込んで計器類の操作や操縦方法の確認、教官との飛行訓練を繰り返し行います。 飛行後には、教官との振り返りや、自己評価、課題出しなどを行い、次の飛行訓練に備えます。

プログラムの様子03 プログラムの様子03S
教官とのオンライン授業/訓練

キャンプとキャンプの間も、オンラインで教官から講義を受けたり、フライトシミュレーターを使って航法(クロスカントリー)訓練を行います。シミュレーターを使って事前に入念な準備とトレーニングを行うことで、実際の飛行時に訓練成果を最大化することができます。
ユースパイロットプログラムでは、最新の学習訓練システムを使って、飛行場に来られない期間も有効かつ効率的に訓練を行っています。

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